令和6年度第3回　食品産業エルム会例会のご案内

　木々の葉が色づき始め、美しい秋景色が広がる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

　さて、今年度第3回目の例会を東京にて開催いたします（オンラインとのハイブリッド形式での開催）。

　今回は北里大学特任教授の吉田克典様（‘92年北大院水産食品学研究科修士修了、’01年阪大院理学研究科博士終了）にご講演いただきます。

　吉田様は卒業後、資生堂にて製品開発担当の執行役員や技術及び品質担当の執行役員を歴任され、2023年より北里大学にて教員としてご活躍されていらっしゃいます。

　日本の化粧品貿易は、2016年に初めて輸出が輸入を上回り、現在約5,000億円の輸出超過産業となっています。日本の輸出品は歴史的にスペックで語られる「文明商品」が主流でしたが、新興国のキャッチアップもあり、高付加価値の「文化商品」を輸出商材として育成していくことが望まれており、隣国の韓国では、自動車、半導体、電子機器のようなハードから、エンターテイメント、食、ファッション、化粧品のソフト産業へと国を挙げて文化商品育成が進められています。食品や化粧品の価値は、安全、信頼、品質という日本が得意とする分野であり、これら商材をどのように育て、イノベーションを起こしていけるかが、我が国がグローバル時代を生き残れるかの分岐点になると吉田様は考えていらっしゃいます。

　吉田様からは「参加者のみなさんとの意見交換を楽しみにしています」とのメッセージもいただいております。多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

                                                                                                               食品産業エルム会　
                                                                                                 会長　石川 満壽夫

 

●開催日時：2024年12月13日(金)

18：30～19：00　受 付　（サピアタワー３階総合受付前にて）

19：00～20：00　講演会 サピアタワー10階　　

20：00～20：30　講演会場片付＋場所移動（斜め前のビル 常盤橋TOKYO TORCHへ徒歩3分）

20：30～22：30　懇親会 （オンライン参加の場合は講演会のみ ）

 

●講師：吉田　克典様（1992年北大大学院水産食品学研究科修士修了,’01阪大理学院博士終了）

 

●講演テーマ：　「文明商品と文化商品」　～日本発化粧品のグローバル価値とイノベーション～

 

●講演会会場： 北海道大学東京オフィス　（千代田区丸の内１－７－１２　サピアタワー１０Ｆ）

 

●懇親会会場：MY Shokudo Dining ＆ Sakaba　

　　　　　　（千代田区大手町2-6-4 常盤橋TOKYO TORCH Terrace3F）

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13262724/

 

●参加費 :　講演会＋懇親会：5,500円、講演会のみ：500円　（オンライン参加：無料）

 

●参加申込は下記Googleフォームでお願いします。

https://forms.gle/YfxyWSigUQY41FeM8

 

●申込期限：会場参加：12月3日（火）17時まで (なお12/4以後懇親会のキャンセル料が発生します)

　　　　　オンライン参加：12月12日(木)まで

　　　尚、会場は収容人数に限りがあるため、先着20名様で締切とさせていただきます。

 

 

ご不明点がございましたら、食品産業エルム会事務局までご連絡をお願いします。

メールアドレス：hokudai.elmfood@gmail.com

どうぞ、よろしくお願いいたします。